間取りを考えるうえで水回りは重要
注文住宅では、自由に間取りを決められる良さがありますが、配置を間違ってしまうと快適に過ごせないどころか、ランニングコストなどが増加する危険があるため、注意が必要です。間取りというと、自分がメインで過ごす場所の広さや収納を重視しがちですが、水回りを頭において考えることも大切です。
水回りでは水を流す音、つまり排水音が問題になることがあります。例えば、トイレと寝室が近かったり、寝室の上階にトイレがあると、寝ているときに音が響き、ストレスが積み重なることがあります。そして、台所や浴室、トイレなど水回りを一か所にまとめて配置するようにすると、配管が簡素になり、メンテナンスコストが抑えられます。水回りを一か所に集中すると、家事の時短につながるメリットもあります。
外回りとの接点を考慮した間取り
家の間取りは、窓の配置に重きを置くと住み心地が格段にアップします。特に現代では気密性が高い家が増えているため、室内に空気を取り入れるのは、主に窓からとなります。できれば、1つの部屋に向かい合わせの窓が2つあると、効果的に風を取り入れることができます。窓の方角ですが、南側に大きな窓を置き、北側の上部に窓を作るとよいとされます。風の吹き方は場所によって異なるため、地域特性や立地条件などを考えて配置します。1つの部屋に向かい合わせの窓を設置できない場合は、天窓や通風用の小窓を設置することも検討できるでしょう。さらに、日の入り方などによっては、窓ガラスを遮熱タイプのものにするなどの工夫もできます。
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